麻婆豆腐の思い出
昨年夏頃、お気に入りのフライパンを捨てることになった。
いつも晩ご飯はあえて多めに作っている。
翌日自分が食べるためだ。
晩ご飯を終えてフライパンや鍋に残っているものは容器やお皿に移して冷蔵庫に移すのだが、この日はたまたま作りすぎた麻婆豆腐をフライパンに残したまま寝てしまった。
乾燥対策でエアコンを消していたため、キッチン付近の室温は高かったのだろう。
朝起きたらもうダメになっていた。
恐るべし夏の暑さ。
麻婆豆腐の元を使わずに、味噌やコチュジャン、みりんなどで甘めに仕上げたお気に入りの味付けで、おいしくできただけにショックだった。
ダメになった麻婆豆腐を捨てるために袋に移して捨てた。
フライパンを洗おうと思ったが臭いがかなりきつく、家中の換気扇や窓を開けて行った。
綺麗に油も取れたフライパンだったが、残念なことに腐敗した臭いだけが消えない。
いつも使う液体洗剤に浸けたり、粉状のクレンザーでこすったり、重曹やクエン酸など、手を尽くしたが全くにおいが取れなかった。
とても使い勝手のいいフライパンだったが、たまらず捨てることとなった。
自分の不注意で起こったことなので、情けなかったが、それから新しいフライパンを買ったが、今いち手になじまずに半年経ってしまった。
あの夏の日に戻れたら、冷蔵庫に残った麻婆をしまうように注意したい。
魚料理をした後のにおい
いわしやサバといった青魚は体にとてもいいと言われます。
私はコレステロールが年齢のわりにたかいので、特に青魚をたべたほうがよいようです。
ですから、肉が好きですが、肉だけでなく、魚も食べた方がいいと言われています。
年齢がいくと、さらに魚のほうがいいと思うようにもなるようです。
でも、料理をするほうとしては料理中、そして料理後のにおいが気になります。
家じゅう、魚の臭いで充満しますから。
イワシを煮てきたとき、帰ってきた家族は玄関を開けるなり「くさ~」のひとこと。
台所で魚のにおいにしたっていた私は、それほど感じていませんでした。
でも、外から帰ってくるとかなり強烈な臭いのようです。
魚が好きな人でさえ、たまらないのですから、あまり好きではなかったら堪らないでしょうね。
また、そのにおい、なかなか消えないんですよね。
夏なら、部屋にクーラーをきかしていますからあまり窓をずっと開けていたくないし、冬も暖房入れていますからもちろん外の寒い空気をいれたくありません。
でも、そのまま窓を開けずに臭いを家に閉じ込めておくと、その臭いが部屋中に染みついてしまいます。
一旦染みついてしまったら、消臭剤やアロマをたいてもあまり効果ありません。
もちろん換気扇をつけます。
でも、やっぱり魚のにおいは独特で強烈です。
さらに大根おろしも付け合せようものなら、かなり大変です。
家族に言わせると、大根おろしはおならの臭いと同じだそうです。
イワシもサバも好きだけど、この料理中のにおいどうにかならないでしょうか?