お取り寄せ

インターネットが普及し、様々な商品の売買もウェブサイトを通じて簡単なりました。
昔は金銭のやり取りについてセキュリティの信頼は低かったのですが、今は、品質が向上しました。

運営サイドも売上の占める割合が大きくなったのか、適当な会社はすぐに廃れますね。

昔であれば、欲しい物はその商品が売っている場所まで自分で出向いて行かなければいけませんでしたが、今は自宅にいながら色々な商品を購入することができます。

特に食べ物などは、すぐに食べてしまわないといけなかったりとインターネットで注文するなんて考えもしませんでしたが、今では当たり前のように購入することができます。

私も今はお取り寄せグルメなどをよくインターネットで注文します。
口コミで人気のスイーツも自宅からどんなに離れていても、注文すれば全国どこからでも届きます。
とっても便利です。

今度、ショートケーキで有名なお店に友達のバースデーケーキを頼もうと思っています。
喜んでくれればなと思います。
重いものを買う時も、通販で調べますね。

性能とかブランドとか、特にこだわりが無ければ価格の安いものをサッと買えば、数日で届いて設置までしてくれますからね。
出歩く必要がありません。

お歳暮やお中元も同様に、人込みの中でイライラしながら買う事も無くなりました。
というか、虚礼廃止に向かっている風潮を歓迎しますね。

名産

山形県を代表する農作物といえば、さくらんぼ。
その中でも王様と言われるブランドは「佐藤錦」だ。
私は食べたことがないが、桐箱に入った佐藤錦はまさにさくらんぼの宝石。
いつか自分へのご褒美として取り寄せてみたいものだ。

大きなL玉のばら売りとなると少し値段が落ちるようだが、それでも手軽に買えるアメリカンチェリーなどと比べると数十倍の価格だ。
佐藤錦はなぜ高価なのかと言うと、その価格でやっと生産農家が食べていける額だというのが理由らしい。
さぞ、儲かっているんだろうなと思っていたが、全く想像と違った。
農作物はさくらんぼに限ったことではないが、採れないときは収入ゼロ。

たくさん採れる年は、他の農家でもたくさん採れているので価格が下がる。
「採れにくい天候が続いたのに、うちだけ例年以上の出来だ!」というのが当然理想だというが、そんな美味い話があるわけがない。
天候に大きく翻弄される「博打の商売ですよ」とおっしゃる理由がよく分かる。

どうにか自分の家族だけでも食べていければ良いが、来年の種付けを考えると、やっぱり赤字だ。
そんな農家がたくさん出てしまえば、廃業する人も増えてしまうだろう。
農作物を作ることは、それだけ難しいこと。
若者の継ぎ手がいないと叫ばれるが、そんな困難な状況に立ち向かうことができない若者が多いのも頷ける。

私も「上手くいかない年もある」と聞いて、そんな業界に喜んで飛び込む若者はいないだろう。
佐藤錦というブランドとなれば、挑戦する人もいるかもしれないが、他の作物はどうだろうか。
考え出すと切なくなってくる。

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