お肌スベスベ

簡易ベッドの上に横たわると、年齢はベテランの域に達している黒のビキニ姿の垢すり部隊が数名、カーテンの向こうから登場しました。
何やらじゃんけんをしています。

一番勝った人は友人の中でも一番スタイルのいい子の担当につきました。
笑いをこらえながら緊張していると、私の担当者の方が片言の日本語で話しかけてきました。

ものすごい力で全身を擦ります。
垢がボロボロと落ちてくるのがわかるほどです。

隣のベッドに居た友人はくすぐったいのが苦手なようで、笑い転げていました。
垢すりが満足に出来ないので担当の韓国人の方がムッとしていました。
私が笑っていると、今度は私の担当者もものすごいスピードで擦り始め、同じく私も耐えきれませんでした。

人の事を笑った罰でしょう。
しかし、垢すりの拷問にも耐えたおかげで体重を量ると軽くなっていました。
嬉しくなりましたが、その後みんなで焼肉とビールで締めくくりましたから、ばっちり吸収して寝ました。

垢すり後の、お肌のスベスベ感はクセになりそうです。
日本では、あまりお目にかかれない垢すりは、韓国ではメジャーなのですが、技術レベルは相当の差があるのかもしれませんね。

ただ、こすった後のアフターケアが欲しいのが本音です。
日本で、このビジネスに参入するなら、アフターケアの指導と実践知識が無いと、リピート獲得は難しいかもしれませんね。

エステとはまた違うアンチエイジングです。

温泉とマッサージがあるホテルが嬉しい

宿泊するホテルを選ぶ時、温泉があることとマッサージやエステがあるかどうかが気になります。

頑張っているからさ、今度のお休みにどこかに行かない？
そんな風に主人に話すと、大抵そうだなと返事が返ってきます。
こんな時は、温泉があるホテルを選ぶことがほとんど。
とにかく癒されたいと思うのです。
癒しと言えば忘れてはいけないのがマッサージやエステ。
お湯あがりに受ける時の至福と言ったらありません！
こういう場所で受ける場合高めだと思うことが多いのですが、たまの贅沢。
奮発してしまいます。
そんな私の背中を見ていたからなのか、子供も子供のくせにマッサージが大好き。
欲しいものを訊いても何も答えないのに、自分も一緒に受けたいと言います。
子どもの頃からこんな贅沢をさせても良いのかと首をかしげる部分もあるのですが、聞くところによると子供でも肩こりを訴えることが多いとのこと。
ならば、一緒にリラックスタイムを楽しんでも良いかなと思うのです。
きっと、学校で色々気を使いながら過ごしているのでしょう。
そう思うと、何だかかわいそうな気もしてきます。
このような理由から、ホテルを選ぶ時は温泉とマッサージがあるかどうかをチェックするのです。
でも、正直あまり上手くない施術師もいます。
反対に、小柄な女性なのに力が強くツボを押さえているような人もいて驚きます。
このような人に出会えると、ものすごく得した気分になれます。
機転のきく施術師さんがいました。
子供が小学校入学を控えていた時、それを聞いて学校が怖くなくなるというマッサージをしてくれたのです。
この日の事は少なからず子供にとってプラスになったと思います。
おかげで、今まで数年間皆勤賞です。