友人がマタニティービクスでTV出演
妊婦になったばかりの私は、昼食後は必ずといっていいほど、うとうと昼寝をしてしまいます。
しかしその日に限って、昼食後の眠気も無く、地元TVのスポーツジム特集をみていました。
今日のテーマはマタニティビクスです。
マタニティービクスとは妊婦の方がするエアロビです。
私が通院している産婦人科でも水曜日にインストラクターの方がきて無料で教えてくれます。
結構な運動量ですが、太りすぎ防止のために私も参加しています。
そのマタニティービクスをしている教室をTVレポーターが突撃するのですが、なんと友人が通っている教室が映り、次の瞬間踊っている友人を発見。
録画ボタンを押すことさえ忘れてしまいました。
しかもバックの中身拝見のコーナーでは、友人がバックの中からマタニティグッズを取り出して、リポーターと掛け合いをしていました。
なかなかの役者ぶりで面白かったです。
早速、友人にメールしました。
世の中には、物怖じしない人がいるわけで、そんな人を見ると非常に羨ましいのですが、あくまでもそれは個性であり、無理に同じように振る舞う必要性はありません。
よく子育てなどで、他人の子と比較するような言動をしてしまうことがありますが、これは絶対に止めた方がいいですね。
壁に耳あり障子に目あり
7年前に産婦人科系の病気で入院したことがあります。
その時、同じ病室には私を含めて4人が入院していました。
隣のベッドには私より10歳ほど年上のお姉さんがいて、私はその人とすっかり仲良しになりました。
他のベッドには私のお母さんくらいの年のおばさんと、小さいおばあちゃんがいました。
ある日、隣のベッドのお姉さんのところにお見舞いに来た人がいました。
どうやらお姉さんの親戚の方(女性でした)のようでした。
お見舞いの品として本を渡したり、色々と話し込んだりしていました。
カーテンを引いて話していたので顔はわからなかったのですが、とにかく声が大きくて話し声が筒抜けでした。
お姉さんは「他にも患者さんがいるから、もう少し静かにして」と何度も窘めていて、少し可哀想でした。
そんな中、親戚と思しきおばさんは致命的な一言を言ってしまったのです。
「手術したみたいだけど、ガンとかじゃなくて良かったわね!」
私は思わず同室のおばさんの方を見遣りました。
なぜなら、極初期ではありましたが、同室のおばさんはガンで入院していたからです。
お姉さんもそのことを知っていたので、相当慌てていました。
なんとか退室してもらい、すっかりいなくなった所で親戚の方の非礼を詫びていました。
お姉さんの責任ではないことは分かっていたので、おばさんも気にしなくていいよとは言っていましたが。
病院にはどんな病気の方がいらっしゃるかわかりません。
軽々しく「○○よりもマシ」だなんて、励ましのつもりでも言ってはいけないなと思いました。
人の振り見て我が振り直せとは言いますが、知らないうちに誰かを傷つけないように気をつけたいものです。