青いジャージの謎
前から気になっていた青にジャージ、胸にはオリンピックのマーク、背中には県名がアルファベットで記入されています。
長男のお友達のお姉ちゃんが会うたびに着ているのです。
バスケットボールを小学校1年生のころからやっていることは知っていたのですが、ジャージの色は確かグリーンのはずです。
私の推理としては、県のスポーツタレントの一人だと狙いをつけました。
スポーツタレントとは、学校で年に1回行われる体力測定の結果、優秀な子を30数名ピックアップし、県の費用でスポーツ選手として育成するシステムです。
例えば、スケートやスキー、乗馬などのスポーツメニューをある程度こなし、体力や技能を身につけ、未来のスポーツ選手の育成を行うのです。
先日声をかけて聞いてみると、やはりそうでした。
知り合いだけに頑張って欲しいです。
根っからのスポーツ少女だったためか、今までもジャージ姿しか見たことがありません。
似合っているから良いのですが、少しはファッションにも興味を示しても良い年頃なはずなんですけどね。
個人差がありますから、一概には言えませんが、何かに夢中になれることがあるというのは、非常に人生を豊かにすることのひとつではないでしょうか。
大人になって、あの時は頑張れたと胸を張って言えるなんて、素晴らしいと思います。
その時代を思い出して、また自らを挑戦者に駆り立てることもあるでしょうからね。
運試しとゲン担ぎで宝くじを買うという、ちょっと変わったお嬢さんですが、結婚適齢期になれば、良いお嫁さんになる事は間違いないでしょう。
テレビタレント
いきなりですが、野菊という花は、多年草で茎は細くやや硬めで、花は小さく真っ白な花びらの中央半球部が黄色の美しい花です。
禁煙外来の待合室にあった雑誌から得た知識です。
野菊といえは伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を思い出しますね。
「政夫」という少年と2つ年上の従姉「民子」の淡く悲しい初恋を描いた有名な小説ですが、小説の中で政夫が「民ちゃんは野菊のような人だ」といったのは、清楚で飾り気のない田舎娘を例え、そして民子が政夫からの手紙と写真を握りしめ胸に抱いて逝った彼女の墓を野菊の墓になるようにとの思いで、政夫が掘り集めて植えた花だと言われています。
悲しい物語なのですが、某アイドルの大根芝居がどうも頂けないのですよね。
そんな思い出はありますが、当時は、そのアイドルが主演というだけで興行収入を稼ぐ腹積もりだったのでしょう。
まあ、今でも、そのような手法はあるみたいですが。
それに比べて映画俳優の演技力の際立つことと言ったらありません。
テレビタレントとは一線を画す雰囲気ですが、やはり格が違うのかもしれないですよね。
もちろん、テレビだからと言って演技が疎かになる訳ではないでしょうが、オーラの違いが素人でもわかります。