楽々簡単エクササイズの罠

1日、片足8回×2セットを両足とも行いましょう。

腹筋に効くポーズ・ヒップアップに効くポーズ・足やせに効くポーズ。
3パターンをそれぞれ各10回ずつ2セット毎日行いましょう。

部分やせやエクササイズを取り上げた雑誌でよく見かける表記ですが、いざ実践となると結構なプレッシャーも感じさせませんか?

「これだけで1か月でウエストが5センチダウン!」
「簡単エクササイズで、21日間で太ももが3センチダウン!」

とても魅力的な見出しです。
しかし書かれた通りにエクササイズを完璧に全部こなすと、相当疲弊するメニューもあります。

「こんなに疲れるだけやれば、確かに痩せるだろう。」
「そりゃあちゃんとやれば何センチも細くなるよ。」
そう思わされつつも、なかなか実践の困難なエクササイズが意外と多い気がします。

興味を持ったら信じるか信じないかは別にして、まずやってみると良いと思います。
確実に言えることは何ごとも、やった分の効果は出るし、見ているだけでは効果も全く出ないということです。

楽々とは言え、身体を動かすことはシンドイものです。
そもそも楽々なのは、あなたではなくインストラクターの作業量だったりします。
「この運動を繰り返して下さい」で終わりというパターンもあるわけですから、安易な考え方はNGです。

楽にやるのは仕事上の単純作業の自動化や省力化だけですね。

ヨガ

ヨガは若い女性の間では強い人気を誇っています。
ヨガに限らず、エクササイズは毎年のように新しい方法が世に出てきますね。

今はカービィダンスでしようか?

外見だけでなく、内側からもキレイになる。
そういった目的で習いに通われている方が多いかと思われますが、ヨガの本来の目的とは、心の健康、安定、幸福感を得ることにあるそうです。

ヨガの体操、瞑想、呼吸が一体となって自律神経を調整し、心をコントロールする。
これこそが、自分自身の内面に目をむけ、穏やかな気持ちになり、幸福感を得ることができる方法なのだそうです。

こういった効果が得られる事も人気のひとつなのかもしれません。
全ての健康目的の体操や運動は、原理原則として、内面の強化や安定や機能維持なとが前提なのだと思います。
身体を鍛えているからといって自慢するようでは、人間的に尊敬されませんしね。

男性も女性も全身が映る鏡を前にすると、無意識にポージングしてしまうと思いますが、ポージングをしなくても振る舞いが、深層心理を表しているのかもしれないですね。
洋服などのショッピングを楽しむ時は、あえて鏡の前に自然に立って、どう振る舞うか客観的に見てみるといいですよ。

自分が意識していないと思いつつ、意外な仕草が目につくこともあるでしょう。
人というのは、誤魔化しが効かないものなのでしょうね。

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