営業カバンは皮製で黒でないとダメか

入社した当時、営業カバンはビジネス用のものを用意するように言われ、新入社員で集まって買いに行きました。
それぞれ自分の好みを考慮しつつ、仕事に使ってもさしつかえないカバンを選んで購入しました。

私と同じカバンを選んだ人もいて、私もその人も同じ茶色のカバンを買いました。
ある日全員で新入社員研修にそれぞれ購入したカバンを持っていくと、指導役の上司から「営業カバンは皮製で黒でないとダメだ」と言われてしまいました。

男性は皮のものを買った人が多かったのですが、持ち運ぶことを考えて、女性はナイロン製がほとんどでした。
上司の言うことなので、みんな買い変えるのかと思いきや全くその素振りを見せず、買いなおした人はいませんでした。

結局そのまま何年も使用しまし誰にもとがめられることはありませんでしたが、今でもその選択は正しかったのかはわかりません。
そもそも会社員のイメージが、日本人は画一的過ぎるのです。

それは就活学生にも大きく影響を受けています。
クールビズの時期、企業担当者は服装はノーネクタイの上着無しでも良い、としているにもかかわらず、学生たちは印象の悪さを懸念して我慢して暑苦しい恰好をしているのです。

この時点で企業も学生も目を覚まさなければならないのです。
企業側は、学生から能力とは関係ないところまで採点されることに怯えていると気付くべきです。
学生側は、これまで作られた社員像に悩まされているのだと気付くべきです。

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