ビジネス枕詞

会社でのコミュニケーションを円滑にするうえで欠かせないのが「ビジネス枕詞」です。
ビジネス枕詞とは、ビジネスシーンで本題の前に置いて口調を柔らかくする言葉の事です。

これを自在に使いこなすことができれば成功するでしょう。

例えば「おかげさまで」ですが、これを使うことによって協調性を重んじる姿勢を表すことができます。

続いて「大変申し上げにくいのですが」です。
相手に断りをいれるような切り出しにくい否定の内容の時も、オブラートに包み緩和します。
角が立ってしまうような状況でのダイレクトな表現は日本では抵抗感を持たれることが多いです。

これ以外にもたくさんあります。
ビジネス枕詞は口調を柔らかくし、緊張感を解く効果があります。

しかし、使いすぎは逆効果になる場合があるので、程度を考えうまく使ってコミュニケーションをとっていきたいものです。
ただ、テクニックに拘り過ぎて、逆に本心が見えないようであれば、警戒されます。

結局は、商談は人間性に大きく左右されるわけです。
いくら条件が良くても、その人の態度や気配り、そして立ち居振る舞いなど、マナーの教科書通りでは無く、いかに自社にメリットをもたらしてくれるかが重要なのです。

契約したら、後は知らぬ存ぜぬでは、契約した方はどんなに良い条件だったとしても、継続契約の雰囲気はありません。
そこでまた勘違い営業マンが、接待尽くしに夜討ち朝駆けといった訳の分からない行動に走るのでしょう。

営業活動と名刺

近頃やたらと名刺交換をする機会が多くなってきた。
この1ヶ月だけでも、1,000枚近い名刺をもらったようだ。
ということは当然、1,000枚程度の名刺を差し出したということになる。

これは無駄ではないのだろうか?
小さな紙切れとはいえ貴重な紙のように思うのだが。

しかし、営業活動にしても個人的な付き合いにしても、すべてはこの名刺交換から始まると思えばとても重要なことのようにも思える。
もらった名刺を生かすも殺すも、もらったわたし次第ということか。

あとで活用できるようしっかりファイリングして、いつでも連絡ができるようにしておきたいものである。
とはいえ、1ヶ月に1,000枚弱ということは単純計算で1年で12,000枚ほどになる。

どうしたものかな。
やはり整理整頓の基準を設けなければならないだろう。
名刺交換で終わる人もいれば、実際に仕事をすることになる人もいるわけだから、後者を優先したいところ。

しかし、すぐに捨てるのはビジネス機会を逃すかもしれないので、三ヶ月を目途に電子アーカイブ化することにしよう。
そうすると常時手元にあるのは、取引中の方だけになる。

名刺づくりで頼りになるのは、スピードと印字品質とのバランスと、名刺を広告のように集客ツールとして考えてくれるところだろう。

デザイナーの技術発表になってはいけないよね。

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