資源ゴミ
地域ごとにゴミの分別方法が違い、市町村や県をまたいで引っ越しをすると驚くことが多々ある。
分別基準がまるでちがうのだ。
関東に引っ越した友達が驚いていたのは、ティッシュや割り箸などを捨てる燃えるゴミは紙袋などで出して良くて、その代わりチラシ類は資源ゴミ、ラップは燃やせないゴミ、そのほか瓶や缶、ペットボトルなど細かく分ける必要があること。
久しぶりに実家に帰ってきて、燃えるゴミになんも入れる習慣を懐かしがっていながら、ずいぶんずぼらなことをしているんだと冷静に思ったそうだ。
私が住んでいる地域は、燃えるゴミ、缶類などの燃えないゴミ、ペットボトルと瓶という三種類の分け方しかない。
私は、缶とペットボトル、瓶、牛乳パック、発泡トレーは近所のスーパーにある資源回収ボックスに持っていくようにしている。
そのため、ペットボトルと瓶を入れる専用袋を買わなくて良い。
燃えないゴミも缶がないため、ごくわずかしかゴミがでないので、毎月ゴミ袋がいるわけではない。
燃えるゴミの袋が一番大きくなってしまうが、この燃えるゴミの中に入れてもよい紙類を資源ボックスに持っていきたいと本当は思っているのだ。
チラシ類だけは、近所の小中学校にあるリサイクルボックスに持っていかなくてはならいため、面倒だと思っていたが、意外と近い場所に学校がることがわかり、次の回収日にはもっていけるよう溜めている。
ゴミを分別すると気持ちが良い気がする。
リサイクルを進めるために必要な物
原子力発電所から出る放射能汚染されたゴミをどうするか、異常に増大し処理しきれなくなった都市ゴミをどうするか。
ごみの問題は人間の生活環境をおびやかし、現代の環境問題の中でも、最も重要な課題の一つとなっています。
科学技術の進歩した現代では、多様な材料を使って次々と便利な製品が作られ、また消費されていきます。
しかし、製品がいらなくなったときのことを考えて作られた物は少なく、燃やしたり埋め立てたりして、目の前からなくすことができたように思えるごみも、姿を変えて環境を汚染しています。
私の勤めている清掃センターにも一日数万トンの廃棄物が運ばれてきます。
それを人間の目で確かめて、金属、布、ビン、ガラスという風に分けてリサイクルをしています。
どうしてこれだけの物が捨てられているのか、仕事をしながら考える事もありますが、そんな事を考える間もなく、また次の仕分け作業を行っています。
ゴミ焼却から出る排気ガスは窒素酸化物や硫黄酸化物を含み、大気を汚しています。
これはさまざまな病気を引き起こす事でも知られていますが、私のような小さな市でこれだけのゴミが捨てられている事を考えると、全国ではどのくらいになるのかとめまいがしてきます。
商品としての単価は上がってしまうかもしれませんが、捨てる時にキレイに分けられるような工夫を商品を開発する側にはして欲しいなと思いつつ、やはり安い物に手が伸びてしまいます。
もう少し、値段とリサイクルがどうにか両立できないものか。