山歩き

母は、山歩きが好きだった。
ワタシは幼い頃から登山靴を履かされよくお供をしたものだ。

ハイキング程度から始まり、次第に登山といえるところまで付き合った。
頂上を目指し進むしんどさが、到着で一気に開放され、とても爽快な気分がおとずれる。

登るときには、もう二度と付き合わないぞと言い聞かせながら登るのだが、頂上につくとそんなことはすっかり忘れ充実感で満たされる。

次に誘われるとその両者の感情が格闘するけれど、結局お供をしている。
やめられそうもない。
私にも娘を連れて登る日が来るのだろうか。

富士山に上る人が増加しているそうだ。
山ガールと言われる、おしゃれな登山スタイルに身を包みたいだけで、富士山登頂に挑戦するという無謀な女性も多いと聞く。

そういう女性の周囲には、やはり似たような連中の男性しかおらず、前日にスポーツで汗を流して、登山準備もそこそこに富士山に出かけるというリスクを考えない思考ぶり。
こうした登山を舐めた連中が増加中で、山岳ガイドや医師の負担が増え続けているのだそうだ。

高山病で身体の血中濃度や脱水症状を起こしていながら、医師の治療を拒む中年女性もいたらしい。
点滴をしたことがないから怖いという理由で、命の危機の自覚が無く、感情の赴くままにやりたいようにやる、ある意味、病的な思考の持ち主である。

こういう連中こそ、情報弱者と言えるのではなかろうか。

子どものころの旅の思い出はいつもいとこと一緒

子どもの頃、親戚家族といっしょに旅行に行くことが多く沢山の体験をさせてもらった。

私が子どもの頃、母の妹家族といっしょによく旅行に出かけていました。
小さい頃から、私が中学校に入学したころまで続いていたと思います。

叔母には、私より2歳年下と5歳年下の子供がいました。
つまり、私にとってはいとこです。
そして、私の3つ上の姉、両親、叔母と叔父、総勢8名での旅は、家族4人の旅よりもずっと楽しかったです。

子どもの人数が4人ということで、何をするにも大騒ぎ。
でも、姉と2人の時間よりずっとずっと多くの事を愉しめたと思います。

特に毎年楽しみにしていたのが、夏休みの旅行。
ふた家族の大人たちが話し合って、行先を決めていたようですが、だいたいは山や高原が多かったようです。
私が子どものころは今のように整ったレジャー施設はあまりたくさんは無く、どちらかというと高原を散歩したり、登山を楽しんだりと自然と感じる旅が多かったです。
だからこそ、たくさんの事を自分で感じて、経験することができたのだと思っています。

今、私にも娘が一人います。
もちろん、夏休みなどには旅行にでかけます。
海外に行くことも多いですが、日本でも沢山旅をしたいと思っています。
そして、行く先々でそこでしか経験できないことを娘にしっかりと体験させてあげたいとも思っています。

旅での経験は、大人になった時によい思い出となり、なにかの役に立つと思うから・・・
今年の春休みは、まだ計画をたてていませんが近場の日帰り旅行でもできればと思っています。
春ならではの、野菜や果物狩りもきっと良い経験になるでしょうね。

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